2007-01-01から1年間の記事一覧

 同じ遺伝子の転写産物がデータベースごとにどのように違うのか調べてみました

転写産物の数 下記の4つのデータベースについて、FGFR1の転写産物や蛋白質の種類を調べてみました。 Dataase Transcripts Proteins NCBI Gene 7 6 NCBI Aceview 25 26 Uniprot - 18 H-Inv H-DBAS 7 - このように、DBによって随分と異なります。Uniprot(Swi…

最高においしいラーメン屋を”牛久”で、Discoveryしました!!

「最近、転写配列の旅してないんじゃないのぉーー」と自分を責めながらも、「遺伝子研究しているひとがよく行く場所のおいしいお店情報もいいんじゃないのぉーー」と正当化しつつ、こういう話題も書き留めるようにしたいと思います。 「つくば」へのアクセス…

転写のイベントは遺伝子を超えておこる?

すでにみなさんはご存知だと思いますが、米国で走っているENCODE:(Encyclopedia of DNA Elements)(エンコード)プロジェクトの論文がnature「Identification and analysis of functional elements in 1% of the human genome by the ENCODE pilot project …

 メタゲノム解析への期待

今日(2007年7月23日)の朝日新聞の科学面に、メタゲノム解析が大きくとりあげられていました。研究されている細菌は、約5000種で、その数は、地球上の全細菌の約1%にも満たないと書いてあります。わたしがバイオテクノロジーの分野の仕事をはじめたとき、…

 55th ASMSのカンファレンスにいってきました。

ASMS(American Society for Mass Spectrometry)は、アメリカ合衆国の質量分析学会ですが、その年会は、まるで国際学会のようで、多くの国籍を持ったひとが参加されていました。会期は、6月2日から6月7日まででした。学会の行われたところは、インデア…

(2)−プログラマには、得意分野・不得意分野があります

ソフトウエアには、”種類”があります。また、適用業務も千差万別です。ですので、優秀なプログラマであっても、どんなプログラムでも作ってしまうことができるわけではありません。 たとえば、「ユーザインタフェース」を「Javaのswingを使って作る」のが得…

蛋白質質量分析

蛋白質の質量分析の研究作業を効率化するアイデアをカタチにする取り組みを行っているのですが、その成果をみなさんに利用していただくサイトを立ち上げました。サイトのタイトルは、「Proteomics, next move」というたいそうなもので、プログラマの集団には…

−作業の種類(1)

「バイオインフォマティクス(bioinfomatics)」という言葉の定義について、最近は、議論するひとが少なくなったようです。わたしたちソフト屋が生物学の分野でお仕事させていただくとき、一言で我々のポジションを言い表わすことができるという意味では、随…

−はじめに 

コンピュータのソフトウエア開発という仕事が、「どういう仕事であるのか」なんて考えながら、プログラムの開発に携わっている方は、どのくらいいらっしゃるのでしょう。技術者側は、多かれ少なかれ、なにがしかの意識を持っておられるでしょうが、発注する…