お客様はだれなのかを改めて認識したかも

 昨日、MidnightBioTVの再放送を行いました。再放送ですから自分で見て聞くことができました。わたしのプレゼン内容はまだまだ未熟だなと感じ、Keymolnetは、やはり単にデータをコレクションしただけではなく、候補蛋白質を考察するための至宝のツールだと改めて思い、また、コンピュータ技術でバイオテクノロジーに貢献する企業がストリーミング配信する意味というのを改めて考えてみなければと思いました。

どこに向かって仕事をするのか

 わたしどもは、バイオテクノロジーという分野で、コンピュータとソフトウエアを生業にした企業活動を行うにあたり、ツールとサービスを提供して、お客様により良い研究成果を出していただくことが目標となります。また、近い将来おとずれすであろう(すでにその兆しは、ここかしこで実施例が出始めている)次のステップ:生産現場や医療現場へのバイオテクノロジー技術の応用展開のステップでは、ツールをサービスを提供して、お客様により生産性・品質の向上を実現していただいて、さらにその先におられるエンドユーザ様に満足いただける活動の一助になることが目標となります。つまり、我々は、お客様がバイオテクノロジーのすばらしさを享受していただくために活動を行うのだということを再確認できました。

そのためには

 わたしどもは、まず、次世代シーケンサのデータ解析のオペレーションを簡単にできるようにしました。次の課題は、現バージョンのブラシュアップと、データ解析の下流に向かってのシステムの機能の拡充です。ツールに磨きをかけていくには、ツールをたくさん使っていたいだいて、そこから要望をいただくことであり、また、自分でももっと使ってみてより使いやすくなる項目をたくさん見出すことだと考えています。また、下流に向けての機能拡充は、SubioPlatform(株式会社Subio製)やKeyMolnet(株式会社KMデータ製)を我々がもっと使ってみて、上流でのアウトプットに必要な課題をたくさん見出すことだということがわかりました。

プレゼン内容もポリシュアップ

 そういう意味では、プレゼン内容も、実例を用いて解析手順を示しながら、どのような考察にツールを使うとどのような効果があるのかを示すようなものに変えていく必要があり、ストリーミングで流すならKMデータさんが行われているように、公開されている実際のデータを使って、その場で解析して、しかも、インパクトのある結果を提示していくのが良いのではないかと思っています。つまり、たとえば、MidnightBioTVのチャンネルの番組のタイトルとして、今回KMデータさんがプレゼンされた”?型糖尿病をテーマとして、SNP解析とマイクロアレイ解析データを使ったオミックス解析による候補考察”のようなことを掲げたて、複数人でわいわいやりながら、候補探索をしていくような放送ができれば良いなと思っています。