遺伝子アノテーションを有効に使うための便利な道具

 わたしどもが取り組んでいる「AnnotationCollector アノテーションコレクタ」の無料サイトがOpenしました。是非、みなさんで使ってみてください。
AnnotationCollector アノテーションコレクタ | 株式会社メイズ

アノテーションを集めるのはたいへんな作業じゃありませんか?

 網羅解析を行うと、多くの”候補”がリストされてきます。これを絞り込むひとつの方法として、”アノテーション蛋白質の機能等)”を利用されることが多いのですが、100個、200個の候補の情報をひとつひとつ参照して、ディスカッション用の資料を作成するのはたいへんです。
 なぜ、この作業がたいへんなのか、それは、ひとつの遺伝子や蛋白質や転写産物の情報は、1ページに展開されているからです。100個の候補があれば、100ページを見て、必要な情報をエクセルかなにかにCopy&Pasteしていく作業を行わなければならないからです。

アノテーションコレクタは複数の異なる遺伝子の情報を表にするだけのサービスです

 アノテーションコレクタは、検索条件やBLAST検索にヒットした核酸配列やプロテインが帰属する”Gene(NCBI Entrez Gene)”の情報を1Gene-1行の表にして出力します。