2006-01-01から1年間の記事一覧

転写開始点付近の小さなスプライシング?

図1は、FGFR1の5'側のゲノムマップの様子を示しています。この図では、FGFR1のサブクラスタ52クラスタの内、エキソン−イントロン構造を持つ比較的長いコンセンサス配列のみ表示するようにしてみました。

こんなスプライシングバリアント(Splicing variant)もあります

今日は、秋晴れの気持ちよい休日を山と川と緑に囲まれた自宅で過ごしています。 ブログ2日目、スプライシングバリアントの変り種をひとつご紹介します。

蛋白質をコードしているmRNA(メッセンジャーRNA)のイントロンにあたるゲノム上の領域にマップされる転写配列は、数多く存在しています。ブログ初回にご紹介するのは、図でもわかるように、転写産物に多くのスプライシングバリアントが見られる遺伝子FGFR1*…